全青連だより 第一回 大阪
大阪府飲食業生活衛生同業組合
青年部活動報告
大阪府飲食業生活衛生同業組合青年部は、飲食業界の後継者育成の為、田中清三理事長自らが設立委員長に就任、組合全体を巻き込んだ青年部結成準備委員会を発足し、昭和58年(1983年)6月に設立されました。
「厳しい社会情勢に対処し、先輩から受け継いだ伝統を守り、常に業界に新鮮な刺激を与えることを使命とし、活発な事業運営に取り組んでいく青年部を結成する。」と記された青年部勧誘パンフレットの文章は、今まさにその時を向えているように思います。
歴代青年部長、甚田倫弘・亀岡育男・上島英雄・阿藤政巳と、四代に渡って青年部活動も受け継がれ今日に至っておりますが、特に昨今の日本経済や飲食業界を取り巻く環境は、過去に経験した事のない構造不況に陥り、自助努力・自己責任において、この危機を乗り越えなくてはならない状況にあります。
このような状況下、我が組合に於いても組合員に、より良い情報と方法を提供することに組織をあげて取り組んでおりますが、中でも既存の委員会やブロック委員会の他に、緊急且つ総力を上げて取り組まねばならない問題について、特別委員会の設置がなされました。
特別委員会には、組織活性化特別委員会やIT関係特別委員会などが設置され、商売上の組合員の悩み事や疑問などの対応と、情報化社会での組合や組合員の在り方などの研究等、極めて重要な課題に取り組むプロジェクトで、その中核を担っているのが青年部の面々であります。
大阪府飲食青年部では、18年間の青年部の歴史において、セミナーや研修会・ゴルフコンペの開催など、独自の事業を通じて現組合の活動に協力して参りましたが、今や「先輩から受け継いだ伝統を守り、常に業界に新鮮な刺激を与えることを使命とする」という青年部創設の理念を、親組合活動の中心的なスタッフとして、協力・実践するところまで成長することが出来ました。
今後も組合活動の原動力になることを目指し、活動を続けて参りますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
●大阪府飲食業生活衛生同業組合青年部 概要
設 立/昭和58年(1983年)6月
会員数/29名
役 員/部長・阿藤政巳、直前部長・上島英雄、相談役・亀岡育男・石川正則、副部長/森本泰史・隅田浩之・渡辺 聡