飲食業界振興に総力をあげて取組む 全国熊本県大会に結集
復興・発展の未来を共に進もう
2023 年頭所感 全国飲食業生活衛生同業組合連合会
会長 森 川 進
令和5年の新春を迎え、全国の組合員の皆さま方に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は新型コロナウイルス感染症により苦難の年でしたが、全飲連の運営に対しまして、組合員の皆様方には格別なご理解とご支援をいただき心からお礼申し上げます。
さて、長引くコロナ禍において、これまでに経験のない飲食店営業の厳しい局面を乗り越えられました中小規模事業者が中心の組合員の皆様方には、ウクライナ情勢等による原油高に続く仕入れ原材料の高騰等に加え人手不足、衛生管理対策への対応など様々な課題を抱えているなか、この度の新型コロナウイルス感染症による未曽有の被害を受け、事業継続に苦慮される経営者も多く、大変厳しい状況にあります。
国民の日常生活に密着した私共飲食業界が、新型コロナウイルス感染症に立ち向かい、地域社会を守りながら経営の早期回復を成し遂げていくことは、消費者・利用者の皆様からも望まれており、そのためには、引き続き、コロナ感染防止対策への真摯な取り組みと経営環境の改善によって、ウィズコロナの状況においても収益向上に繋がるように、総力をあげて取り組んでいくことが不可欠です。
当連合会としては、このような状況においてこそ、皆様方と一致団結して組合組織の強化・活性化を一層促進するとともに、飲食業界振興のための各種施策の拡充に積極的に取り組んでいく所存です。
厳しい時代ではありますが、更なる飛躍と会員各位のご繁栄、ご健勝を心からお祈り申し上げますと共に、「熊本地震からの復興・発展の未来…共にその先へ」を合言葉に、本年6月14日開催の第60回全国熊本県大会へ貴組合からもお一人でも多くご参加と新型コロナウイルス感染症の一日も早期の収束を祈念申し上げまして、私のご挨拶とさせて頂きます。