新型コロナ感染症の収束を祈願

感染防止対策への真摯な取組み
経営環境の改善を図る 

   2022年 年頭所感  
 
  全国飲食業生活衛生同業組合連合会
会長代行  森 川 進

 令和4年の新春を迎え、皆さま方に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は新型コロナウイルス感染症により苦難の年でしたが、全飲連の運営に対しまして、組合員の皆様方には格別なご理解とご支援をいただき心からお礼申し上げます。
 なお、一昨年の通常総会におきまして、亀岡会長とバトンタッチさせていただいた矢先の六月突然のご逝去によりまして、私が残任期間として、会長代行職を再度務めることとなりました。
 引き続き身の引き締まる思いで、努めて参る所存でございますので、旧に倍しましてご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 さて、コロナ禍において、これまでに経験のない飲食業界の更なる厳しい局面を迎えており、小規模事業者が中心の飲食店営業は、景気の低迷や後継者不足、更には受動喫煙防止対策や新たな衛生管理対策への対応など様々な課題を抱えているなか、この度の新型コロナウイルス感染症による未曽有の被害を受け、事業継続を断念する事業者も多く、大変厳しい状況にあります。
 しかし、国民の日常生活に密着した私共飲食業界が、新型コロナウイルス感染症に立ち向かい、地域社会を守りながら経営の早期回復を成し遂げていくことは、消費者・利用者の皆様からも望まれており、そのためには、引き続き、コロナ感染防止対策への真摯な取り組みと経営環境の改善によって、ウィズコロナの状況においても収益向上に繋がるように、総力をあげて取り組んでいくことが不可欠です。  
 当連合会としては、このような状況においてこそ、皆様方と一致団結して組合組織の強化・活性化を一層促進するとともに、飲食業界振興のための各種施策の拡充に積極的に取り組んでいく所存です。
 厳しい時代こそ、更なる飛躍と会員各位のご繁栄、ご健勝を心からお祈り申し上げますと共に、貴組合が一層結束され、新型コロナウイルス感染症の一日も早期の収束を祈念申し上げまして、私のご挨拶とさせて頂きます。