結束こそ飛躍のカギ

      2018年 年頭所感

喫煙環境の店頭表示に
ご協力を

全国飲食業生活衛生同業組合連合会
会 長  森 川  進
 

 平成30年の新春を迎え謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
 平素より全飲連の運営に対しまして、全国各都道府県の役員、組合員の皆様方には格別なご理解とご支援をいただき心から御礼申し上げます。
 さて、飲食業界を取り巻く経営環境は、政府の経済対策による大手企業や都市部の景気回復基調は緩やかに戻りつつあるも、依然、地方における中小飲食店の環境改善には厳しいものがあります。
 全飲連といたしましても、ここ数年来、取組みを強化して参りました組織拡充対策に全力を傾注しているところであり、毎年実施の生活衛生同業組合活動推進月間において生衛業が一丸となった活動をより強化し諸事業を積極的に実施させて頂いていることも周知のとおりございます。
 また、昨年来、厚生労働省より示されました2020年オリパラ開催に向けた受動喫煙防止対策の強化案につきましては、中小飲食店にとり深刻な問題と捉え、全国的にその対策運動を展開頂いているところであります。
 全飲連においては、かねてより自主的な対策として全国統一した喫煙環境ステッカーによる掲示によりお客様に店頭において選択できるよう担保し、意図せぬ受動喫煙の機会の低減に努めているところであり、2017年度末までに全国組合員全ての店舗における貼付の普及に全力をあげておりますので、一層のご理解を頂きたく思う次第であります。
 本年は第56回全国大阪府大会が、来る6月13日大阪市において開催されます。その準備には主管である大阪府組合の亀岡理事長はじめ役職員の皆様方が日夜その準備に奔走されております。お一人でも多くのご参加を心からお願い申し上げる次第であります。
 飲食業界を取り巻く環境も明るさが見えて参りました。これらを契機に皆様方組合が一層結束され、更なる飛躍とご繁栄、ご健勝を心からお祈り申し上げます。
 本年も全飲連に対しまして引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご祝詞とさせていただきます。